外郭施設多機能化研究部会


研究内容

漁港の環境再生,防災,施設の構造や機能強化などについて取り組んでいます

環境再生や創造 景観,親水性,海水交換,蓄・養殖,藻場,干潟など
防災 津波・高潮対策,防波堤・護岸・水門の構造強化,物揚場耐震対策,人的被害軽減に向けた施設配置など
波浪・漂砂制御 長周期波や衝撃砕波,海浜変形や港内堆砂など


研究部会の構成

本研究部会は,3つの専門部会で構成されています。


浮体式防波堤専門部会

大水深・軟弱地盤の海域に対して、経済性・施工性で有効であり、海水交流を阻害しない環境にやさしい構造物として浮体式防波堤の応用開発を研究テーマとしています。
「浮防波堤」
・浮体の構造、動揺解析技術
・堤体背後の静穏度解析技術
・各種実験が可能な実験水槽・風洞設備
・構造物の地震応答解析技術
・環境にやさしい風力発電設備 など
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特殊地盤対応施設専門部会

軟弱地盤・岩盤など特殊な地盤条件にも強い海洋鋼構造物(ハイブリッドケーソン、ジャケット)に関する各種技術を保有しています。
「ハイブリッドケーソン」
・進水・曳航・据付コストの削減
・ケーソンの長大化と工期・工費の縮減
・長フーチング構造による地盤改良規模縮減
・導水管組込みによる海水交換機能の付加
・波力の低反射・低減スリット構造の付加
・内型枠不用による傾斜壁構造の適用 など

「ジャケット」
・海上工事の工期短縮
・海域環境への負荷軽減(トラス構造により海水の流れを妨げない)
・海藻類着床構造の付加
・杭支持による急傾斜地盤への対応
・傾斜付防波板による低反射性能の付加 など
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防災専門部会

漁港施設の耐震化と防災対策のあり方を調査研究し、効果的な防災施設対策を提案いたします。また、各種対策技術を保有しています。

・津波・高潮対策
・防波堤・護岸・水門の構造強化
・物揚場耐震対策
・人的被害軽減に向けた施設配置など
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