衛生管理研究部会


1.研究部会の方向性

1985年の発足以来、当研究会は漁港・漁場及び漁村の整備等に関する調査研究および技術開発を行い、水産業の発展と漁村等地域の総合的振興ならびに環境保全に寄与することを活動目的としています。


2.研究項目と研究グループ

本研究部会は平成14年度より、旧第9研究部会研究テーマ分野を引継ぎ、現在では2専門部会・会員11社の体制となりました。 市場施設・設備を中心に漁港の衛生管理技術を担当する「施設・設備専門部会」、 取水、浄化、排水等水系統の衛生管理技術を担当する「水処理専門部会」があります。 本部会および各専門部会の検討テーマは以下のように整理されます。


3.研究活動

研究部会の基本的な取り組みテーマは、「環境・衛生管理型漁港づくり」のための調査、応用技術の研究・開発ですが、メイン活動の自主研究開発活動の他に、財団法人漁港漁場漁村技術研究所から受託した業務、北海道開発局「就労環境改善と衛生管理機能を備えた漁港施設のあり方」検討会への参加、講習会講師派遣等、外部関係諸団体との技術交流にも力を注いでいます。また、現地研修では漁港の衛生管理技術先進地区を訪問し、衛生管理技術の今後の動向について活発な意見交換を行っています。