被覆ブロックのイスバッシュ数評価のための水理模型実験マニュアル


近年改訂された漁港基準、海岸基準、港湾基準においては、津波に対するブロックの安定性に係る性能照査手法の一つとして、イスバッシュ式による所要質量の算定が採用されております。
このイスバッシュ式による所要質量算定において必要となる、ブロック固有のイスバッシュ数を適切かつ統一的に評価するための標準的な実験方法を示した水理模型実験マニュアルを作成しました。 また、本マニュアルの作成にあたり、津波の流れに対する被覆ブロックの安定性に関する基礎的な特性を把握するための水理模型実験を実施し、その実験結果を報告書として取り纏めました。
なお、これらの研究は国立研究開発法人水産研究・教育機構 水産工学研究所との共同研究の一環として行われたものです。

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津波の流れに対する被覆ブロックのイスバッシュ数について(模型実験報告)


津波の流れに対する被覆ブロックの所要質量は、イスバッシュ式を用いて算定されます。ブロック固有のイスバッシュ数を適切かつ統一的に評価するために、本研究会では「被覆ブロックのイスバッシュ数評価のための水理模型実験マニュアル」を作成しています。

本資料は、このマニュアルに則り実施した各種被覆ブロックの模型実験結果に基づいて、ブロックごとのイスバッシュ数の算定図を作成し、取り纏めたものです。

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「漁港・漁場の施設の設計参考図書(2023年版)」において示された津波流れに対する被覆ブロックの所要質量算定式における係数 x について


令和5年度に「漁港・漁場の施設の設計参考図書(2023年版)」が公表され、津波流れに対する被覆ブロックの所要質量算定式が変更となりました。この新しい算定式で設計を行うためには、被覆ブロックごとの「係数x」が必要となります。
本資料は、水産庁整備課のご指導の下、各種被覆ブロックの係数xの算定図を水理実験結果に基づきとりまとめたものです。

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