フロンティア漁場整備研究部会


沖合域での効率的な漁場整備と効果評価に関する技術課題について検討しています

研究内容と体制

最新の漁業白書によると、わが国周辺の水産資源(50魚種84系群)の半数の資源水準が低位の状態にあります。また、沖合域における水産資源は年々減少し、漁業生産量はピーク時の約1/3まで減少しています。このため、沖合資源の増大に資する取組の更なる充実・強化が必要とされています。

水産庁では、平成29年度から始まった漁港漁場整備長期計画の施策の実現に向けて、「漁港漁場整備事業の推進に関する技術開発の方向」を公表しました。この中で、「豊かな生態系の創造と海域の生産力向上のための技術」として、「沖合域での効率的な漁場整備と効果評価に関する技術開発」を掲げています。また、平成29年度からは新たに3地区で国直轄のフロンティア漁場整備事業が始まりました。

このようなことから、本研究会に「フロンティア漁場整備研究部会」を設置し、沖合漁場整備に関する技術課題について検討することと致します。

専門部会としては、まず、「施工専門部会」を設置します。
フロンティア漁場整備事業の施工箇所は、沖合でかつ大水深という厳しい施工条件にあることから、海象条件の見極め、作業船の手配など、さまざまな施工上の課題が存在します。また、前述の技術開発の方向においては、ICTを活用した施工の効率化や安全性の向上に関する技術開発も重要なテーマとされています。施工専門部会では、これらの課題を始めとして、積算や契約等に関する課題についても検討します。